完全非破壊で、コンクリート中の深さ9cmまでの塩分濃度を深さ方向3分割で計測します。1.0kg/㎥以上の塩分濃度を計測可能です
令和6年7月改訂の「橋梁定期点検要領」において、「コンクリート橋の塩害に関する特定点検要領(案)」の対象となる橋梁については、「定期点検としても鋼材の被りや鋼材位置での全塩化物イオン量をデータとして記録することとした」とされています。
また、令和6年3月改訂の「道路橋定期点検要領」において、特定事象等の有無の評価と記録を残すこととされ、特定事象の例として「塩害」が挙げられています。
RANS-μは点検支援技術性能カタログ掲載技術(技術番号:BR020032-V0023)であり、既に国土交通省直轄橋梁を中心に点検業務で活用いただいています。15橋54箇所計測(2024年4月時点)
令和6年7月改定の「橋梁定期点検要領」においては「コンクリート橋の塩害に関する特定点検要領(案)」の対象となる橋梁は、同要領に従った特定点検を行うこととされていますが、「上部構造のかぶり」と「上部構造のかぶりに相当する深さの全塩化物イオン量」を記録することとされ、必ずしも深さ7cm(1cm刻み)で計測する必要はありません。また、既に国土交通省直轄供橋梁においてRANS-μによる深さ9cm(3cm刻み)での計測を実施しています。
放射性同位体Cf 252を中性子源として、中性子をコンクリートに照射することにより発生するガンマ線をGe半導体検出器により測定します。塩素由来の複数のガンマ線強度を測定することにより、塩分濃度を算出します。
RANS-μの中性子源は「表示付認証機器」を取得しており、適切に使用すれば人体に影響はありません
【電位差滴定法(破壊法)】
RANS-μには、破壊法が抱えるデメリット(鉄筋破断リスク、穴埋めによる再劣化リスク、表面補修材撤去の必要性、同一箇所の経過観察不可、多点観察不可、産業廃棄物の発生)が全くありません。
【蛍光X線】
「コンクリート橋の塩害に関する特定点検要領(案)」では、鋼材の被りや鋼材位置での全塩化物イオン量をデータとして記録することとされていますが、蛍光X線ではコンクリート表面しか計測できません。RANS-μはコンクリート中の塩分濃度を完全非破壊で計測できます。
【橋梁管理者様】
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【建設コンサルタント様】
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【計測・調査会社様】
RANS-μでの計測は、ニュートロン次世代システム技術研究組合(国土交通大臣許認可・以下、T-RANS)が認定する「RANS-μ計測士」のみが可能です。「RANS-μ計測士」の認定についてはT-RANS、または、弊社までお問い合わせください。
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T-RANS連絡先:T-RANSウェブサイトのお問い合わせからご連絡ください。